パンドラ3

−ギリシャ神話を巡る演劇・ダンスの3つの冒険− 双身機関×トライフル×よこしまブロッコリー

  2010年12月23日(木・祝) 双身機関 × トライフル
           24日(金) 双身機関 × トライフル × よこしまブロッコリー
           25日(土) トライフル × よこしまブロッコリー
           26日(日) 双身機関 × よこしまブロッコリー

  名古屋市千種文化小劇場
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出演者インタビュー vol.2 【おぐりまさこ】

「パンドラ3」出演者不定期連載インタビュー、第2弾です。

第2弾インタビュー おぐりまさこ(よこしまブロッコリー出演)
インタビュアー ジャコウネズミのパパ(双身機関 代表)

今回は、双身機関の稽古後、とある居酒屋にて、ざっくばらんなインタビューでした。

===============

ジャコウ :あ、どうも、おつかれさまです。
おぐり : おつかれさまです。
ジャコウ : えっとですね、最初ありきたりな質問で申し訳ないんですけども、この道に入られたきっかけを。
おぐり : 演劇を始めたのはですね・・・実は最初はあまり、演劇には興味がなかったんですね。元々は映像に興味があって、で、今、タレント事務所に所属してるんですけど、まあ、だいぶトシとってから始めたわけなんですけど(笑)。で、そこに入ったのは、映像演技の世界に興味があってなんですけどね。
ジャコウ : なんか最初はカタギのサラリーマンだったってお聞きしたんですけど(笑)
おぐり : あ、そうなんです。10年くらいは会社員として働いてまして。30過ぎて、ちょっと身体に異変があって、入院しまして。で、手術したときに、あ、このままやりたいことやらずに死んだら後悔するなーって、「そうだ、京○行こう」じゃないですけど、
ジャコウ : (笑)
おぐり : で、まあ、「そうだ、演技の勉強しよう」って感じで始めたのが(きっかけです)。
ジャコウ : じゃあ元々、役者稼業には興味があって、
おぐり : そうですね。「何かの世界をつくる」ってことに関して興味があったんですけど。でもなんていうか、いろいろ覚悟のできないままにそこまで(30歳まで)きちゃったって感じですね。
ジャコウ : で、今も映像の仕事をしながら、舞台活動を。
おぐり : そうですね、今はどっちかっていうと舞台にはまっちゃってます。



ジャコウ
: 初舞台からよこしま(ブロッコリー)で?
おぐり : いえ、よこしまではなく(所属)事務所のプロデュース公演が初舞台で。で、そこで最初に出会った演出家がにへいさん(よこしまブロッコリー代表・作・演出)です。その前に実はよこしまの舞台を観まして、それまでの演劇のイメージが変わって・・・・
ジャコウ : ああ、演劇もおもしろいかも、って?
おぐり : そうですね、あたしが思ってた演劇のイメージって、演劇の中のほんの一部分だったんだって気づいて。
ジャコウ : たとえば、その「おもしろさ」って、一言でいうのは難しいかもしれないけど、具体的にいうとするとどんな。
おぐり : えーっと・・・・なんだろな・・・・あたしが興味があることって、「人の内側で何が動いてるのか」ってことで、それまであたしが持ってた演劇のイメージって、派手な動きで大きな声で、っていうのだったんですけど(笑)。たとえば、パフォーマンスでも、台詞がなくても、派手な動きでも、結局その人の身体からにじみ出てくるものを見せるってことは、映像だとそれをアップで抜きで撮ったりするものが、舞台だと視線をひきつけるってことに置き換わるだけで・・・それをどんな形(声・動き)で表現するかっていう違いなんだって気づいて。で、舞台だとそれをより近くでリアルに感じられるってところに惹かれたのかな、と。で、それを初めて思ったのが、最初に観たよこしまの舞台でした。
ジャコウ : それまでつくりものだと思ってたものが、意外と演劇ってリアルじゃないかと感じたと。
おぐり : そうですね、うん、そういう感じです。
ジャコウ : なるほど、おもしろいですね。
おぐり : なんというか、衝動的に(この世界へ)。
ジャコウ : 衝動がないと踏み込めないですもんね。で、よこしまに入られて。結構長いですよね?
おぐり : そうですね、気づいたらもう10年ぐらいになっちゃいましたね。
ジャコウ : 僕も初めてよこしまを観たのがずいぶん前になるんですけど、結構メンバーの変遷があるじゃないですか。
おぐり : ああ、そうですねぇ。
ジャコウ : 僕が観た中で、初めからずっと今でも続けてるのっておぐりさんだけじゃないですか(笑)
おぐり : (笑)はい、でも厳密にいうと役者として活動を続けてる中で一番古いのは澤村(一間)くんなんですけど、途中抜けた時期とかがあって、それを差し引くと、まあ若干あたしのが長いかなって感じですね。
ジャコウ : その間、いろいろ作風とかも変わったりしてると思うんですけど、そのあたりってどんな風に感じてらっしゃいますか?
おぐり : う〜ん、作風。今はどんな風に(周りに)映ってるかわからないんですけど、以前はにへいさんがいろんなこと試して、探ってるような感じがしてて。その時いるメンバーを通して、にへいさんがその時感じてる「リアル」を・・・舞台にする・・・その方法を今でも毎回、いろいろ探ってるイメージはありますね。
ジャコウ : メンバーについてはどうですか?以前は先輩役者たちに囲まれてって感じだったと思いますが、今は引っ張る側の立場になってきてると思いますが。
おぐり : あぁ〜〜。引っ張れてたらいいんですけどねぇ(笑)
ジャコウ : いやいやいや(笑)
おぐり : まぁ、立場が変わってきてないといえば嘘になりますけど、う〜ん、なんだろな、自分の立ち位置が変わってきたからなのかわからないですけど、なんだろう、集団の色みたいなものは変わってきてる気はします。
ジャコウ : 僕の勝手なイメージなんですけど、ここ数年、(よこしま作品の)「リアル」の強度がどんどん上がってきてる気がするんですよね。
おぐり : ああ〜。なるほど。
ジャコウ : 昔は「リアル」と同時にいろいろ演劇的な仕掛けを試してる感じがあったんですけど、
おぐり: あ、そうですね。
ジャコウ : ほら、今年僕がにへいさんにムチャ振りしたじゃないですか(笑)
おぐり : ああー(笑)
ジャコウ : まあ、要はサラ・ケイン(あいちトリエンナーレ2010共同事業)なんですけどね。僕がサラ・ケインをにへいさんにぶつけようと思ったのも、実はそのリアルがすごく強くなってきたからで、名古屋でサラ・ケインに向き合えるのはにへいさんだ、と思ったんですよね。
おぐり : 本人が聞いたらきっとすごく喜びますねー。(目の前で写真撮ってますけど)
ジャコウ : (笑)まあ機会があったらちらっと言っておいてください
三人 : (笑)



ジャコウ : それで、どうでした、サラ・ケインやってみて?
おぐり : サラ・ケインはですね、あたしの中でもすごく衝撃的で。正直、(出演の)お話いただくまでは知らなかった作家さんでしたし、自分がそういうものを演じるっていう想像もしてなかったので。で、まあ、あたしは自分が蓄積したの経験の中で何ができるのか、そういうところから探っていったんですけど。違う刺激ももらうんですけど、でも実は、今まで自分が演ってきたことと、そんなにギャップというものは感じなかったんですね。それをどう放出する、どう溜め込んでどう出力するかっていう形が違うだけで。だから、どうしよう、わかんないって感じにはならなかったんです。自分の中で試したいこともいろいろあって、それをこっそり試したりとかして(笑)
ジャコウ :試したかったこと。差し支えなければ。
おぐり : たとえば、よこしまではすごくリアルな「日常」の体を使って演じてるんですけど、それを敢えて抜いて、感じたそのリアルだけを身体の中に溜めていったらいったらどうなるんだろうかとか。そういう意味では、いつもより自由にやらせてもらってたかもしれません。
ジャコウ : なるほど。ところで、あの戯曲(『4時48分サイコシス』・『渇望』)、初めて読んだ時、どう思いました?
おぐり : やっぱり衝撃的でしたし、書かれてることは赤裸々なんですけど、でも、ひょっとしたら、あそこまでは大きくないとしても、自分の中にもそういう思いってあるなって気がして。でもそれをああいう(戯曲という)形で外へ出してしまう、出さずにいられなかった人って、いったいどういう人なんだろうって、すごく考えましたね。
ジャコウ : で、まあ、サラ・ケインが終わって今回「パンドラ3」にも関わってもらってますが、いかがですか?
おぐり : にへいさんもサラ・ケインから何らかの影響を受けてるのかもしれませんが・・・あたしは今回、よこしまで演じる役どころに、サラ・ケインで感じたこととか得たもとか感覚を、ちょっと引用しちゃってる感じはしますね。今演じてる役柄は、思いがいろんな方向に、いろんな大きさで飛んでいってるような役なので。
ジャコウ : ああ、それはムチャ振りをした張本人としては嬉しいですねぇ。とても楽しみです。
おぐり : サラ・ケインと違ってるのは、今回演じる役は言葉を発することが少ないので、その分内側にいろんなものを溜め込んでないと、ただそこにあるもののようになってしまうので、そういう難しさはありますね。
ジャコウ : どちらも根底では何か感じてるんだけど、それを表に現す形が対照的?
おぐり : そうです、そんな感じです。
ジャコウ : ああ、めちゃくちゃ楽しみですねぇ。
おぐり : うわ、ちょっとなんか、自分でハードルを上げてしまった(笑)
ジャコウ : いやいやいや(笑)で、また唐突に話題を変えるんですけど、今後やってみたいこととか。



おぐり : なんだか今、自分の中で「表現」ってことに対してやってみたいことの幅が広がってきていて、たとえば普段やってることと全く違う身体表現とかもそうですし、今あたしは(チラシなどの)宣伝美術をやってるんですけど、今回は舞台美術も自分で創っているので、いろいろ多角的な形で作品づくりに関わっていきたいし・・・役者としては、なんだろう、知らないことが世の中にはまだまだたくさんあるので、そういうことに触れる機会があればなあっていう気がしてます。
ジャコウ : なるほど。今後の活躍を、陰ながら楽しみに拝見していこうと思います。
おぐり : ありがとうございます。
ジャコウ : まずは「パンドラ3が」もうすぐですね。がんばりましょう。
おぐり : はい、がんばります!
ジャコウ : 今日はありがとうございました。
おぐり : ありがとうございました。

【おぐりまさこプロフィール】


2002年より、よこしまブロッコリーに所属、舞台活動開始。
studio macoの名で宣伝美術・映像作品など2次元的表現活動もする傍ら、
個人ユニット「空中空地」では作・演出もするなど、多角的な創作活動をしている。
ブリッジプロモーション所属タレント。
<主な出演作品>
あいちトリエンナーレ共同事業『4時48分サイコシス/渇望』
よこしまブロッコリー 『ライフ・イズ・ストレンジ』など2003年以降ほぼ全作
ショートストーリーなごや第1回大賞作映画化『カヲリの椅子』 
その他TVCM・TVドラマなど多数出演
■個人HP
http://www.studiomaco.net/


| インタビュー | 17:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
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12月23日(木・祝)
1.トライフル 2.双身機関
12月24日(金)
1.よこしまブロッコリー 2.双身機関
3.トライフル 4.アフタートーク
12月25 日(土)
1.よこしまブロッコリー 2.トライフル
12月26日(日)
1.よこしまブロッコリー 2.双身機関

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下記内容にて開催します。


折込方法:一斉
部数:700部
日時:10年12月21日(火)19:00開始
会場:千種文化小劇場ロビー
どうぞよろしくお願いいたします。
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